被視認性アップ!蛍光色で雨の日ツーリングを安全に楽しむ方法

蛍光イエローをコーディネイトした「Mr.イエローマン」ことプロトツーリング部そのだ

雨の日ツーリングのリスク

視界不良がもたらす事故リスク

雨の日のツーリングでは、ヘルメットのシールドやゴーグルに雨粒や曇りが付着しやすく、視界が大幅に悪化します。この見通しの悪さは、急な道路状況の変化や他の車の動きに対する反応を鈍らせ、事故リスクを高めます。特に梅雨時期のツーリングではこの点に十分注意が必要です。被視認性を高める蛍光色の装備を取り入れるなど、安全対策を徹底しましょう。

 

フルフェイスの場合はフィルムタイプ

 

 

ジェットヘルメット・ゴーグル等に塗るタイプ

 

 

黄色のフォグシステムで雨降りの視界を快適に

悪天候時に視界確保の方法としてフォグランプは有効です。今はアドベンチャーツアラーのような外観に見えることから、カスタムとしての人気も高いです。

天候によって切り替え可能な2色のランプ

スフィアライト バイク用フォグランプユニット デュアル (6000K/2800K) 1灯入り

スイッチで点灯する色を瞬時に照射色を切り替えて使用することができます。雨や霧などの悪天候は黄色を、晴天時は白色などライダー自身で使い分けることで、視認性や他車からの認知を高め安全性を向上させます。

※照射色の切り替えは別途リレーハーネス(品番:SLBKSH-01)が必要となります。
※照射色の切り替えはデュアルカラーのみの機能となります。

配線や取り付け方法についてはメーカーHPを参照ください。

滑りやすい路面とスリップの危険性

雨が降るとアスファルトの路面が非常に滑りやすくなり、スリップによる転倒の危険が増します。また、雨が降り始めた直後は、路面に溜まったほこりや油分が溶け出すため特に滑りやすくなります。滑りやすい路面での急ブレーキや急ハンドル操作は禁物です。低速で安全運転を心がけ、滑りにくいタイヤを適切に使用するのも重要な対策です。

服装や装備が濡れることで生じる不快感と影響

雨の日のツーリングでは、服装や装備が濡れることで寒さや疲労感が増し、集中力の低下を招くおそれがあります。防水仕様のレインウェアとブーツ、グローブを装着することは必須ですが、急な天候の変化にはライディングウェア自体に防水性のあるものを選ぶと便利です。レブイットは安全性も高く、快適性に優れ、防水性も備えているのでおすすめです。

レブイット ライディングウェア

 

マンホールや白線の上は特に注意が必要

雨の日の路面で特に危険なのが、マンホールの蓋や道路上の白線です。これらの素材は雨に濡れることで極めて滑りやすくなり、スリップの原因になります。特にカーブやブレーキング時にこれらの場所を通過する際は注意が必要です。梅雨のツーリングでは、これらの滑りやすいポイントを事前に見極め、余裕を持った運転を心がける習慣を身につけましょう。

被視認性を高める蛍光色の効果

蛍光色がもたらす高視認性の利点

蛍光色は、特に曇りや雨の日などの視界が悪い環境で、その鮮やかな色合いによって他者の目を引きつけやすくなります。見通しが悪い梅雨時期のツーリングでは、対向車や後続車に自分の位置をしっかり認識してもらうため、この被視認性を向上させる効果は非常に重要です。特に黄色やオレンジ、グリーンなどの蛍光カラーは、雨の中での視覚的なインパクトが強く、事故リスクを下げるための大きな助けとなります。

ヘルメットやゴーグルに蛍光色を入れる

また周りからのドライバーの目線の高さに蛍光色を入れることで、効果的に被視認性を高めます。

*上の画像はゴーグル+オプションレンズの装着イメージです

 

リムストライプに蛍光色を選ぶ

ワンデザイン リムストリップ 蛍光イエロー 16-18インチ用 7mmX6m

 

大げさにならないグローブだけ蛍光色を選ぶ

 

反射材との組み合わせでさらに安全性アップ

画像はレブイットウェアの3M™ スコッチライト™ 反射素材

蛍光色を活用するだけでなく、反射材を組み合わせることでさらに安全性を高めることができます。反射材は夜間や薄暗い時間帯での視認性を向上させるため、特に雨の日の条件下では最適です。たとえば蛍光色のジャケットに反射材がついたデザインを選ぶことで、日中から夜間まで幅広い時間帯での安全性を追求できます。ツーリング中に走るバイクがより目立つことで、周囲の車両の視界に入りやすくなり、危険を回避しやすくなります。

 

雨の日を快適にする装備と対策

高機能なレインウェアの選び方

DR-001 ハイパフォーマンスレインウエア

[ 動きやすいストレッチ生地 ] 快適性向上のためストレッチTPUコート生地を採用。耐水圧20,000mm、透湿度5,000mm。

雨の日のツーリングを快適に楽しむためには、高機能なレインウェアが欠かせません。まず、耐水圧が2万ミリ以上のものを選ぶことで、強い雨でもしっかりと雨水を防ぐことができます。また、透湿性が高い素材を選ぶことで、内側の蒸れを防ぎ快適な着心地を保つことが可能です。見通しが悪い梅雨時期では被視認性が特に重要になるため、蛍光色や反射材の付いたデザインを選ぶことで安全性が向上します。さらに、防風性能のあるものを選べば、急な冷え込みにも対応できます。梅雨シーズンに備えて、機能性と視認性を兼ね備えたレインウェアはぜひ揃えましょう。

DAYTONA (デイトナ) DR001 H-PERFレインJKT(上下セットもあります)

防水仕様のグローブ&ブーツの活用

ROUGH&ROAD (ラフアンドロード) エマージェンシーシューズカバー

超小型ポケッタブルサイズ。スニーカー等のライトなシューズにオススメ

雨の日のバイクツーリングでは手足が濡れて冷えてしまうと、不快なだけでなく安全運転にも支障が出る可能性があります。そのため、防水仕様のグローブとブーツは重要な装備です。防水性と透湿性を兼ね備えたグローブは、濡れにくいだけでなく汗を逃がし長時間の走行でも快適に保てます。ブーツについても同様に、防水性だけでなく滑りにくいソールを採用しているものを選ぶと安心です。また、蛍光色や反射材が付いているデザインを選ぶと、他車からの視認性が向上し、安全性がさらに高まります。

ROUGH&ROAD (ラフアンドロード) エマージェンシーシューズカバー ブラック #M

ブーツ用もあります。

ROUGH&ROAD (ラフアンドロード) コンパクトブーツカバー

雨天時の運転テクニックと注意点

急ブレーキ・急ハンドルを避けるコツ

雨の日のツーリングでは、急ブレーキや急ハンドルの操作は絶対に避けましょう。濡れた路面ではタイヤと地面の摩擦力が低下しており、急な動作がスリップや転倒などの事故につながる可能性があります。視界が悪くなる梅雨時期は事前に速度を落とし、余裕を持った運転を意識することが大切です。また、車間距離を通常よりも長くとることで、急な停止にも対応しやすくなります。

 

雨の日ツーリングを楽しむための心構え

雨を受け入れる視点を持つ

梅雨時期のツーリングでは、その特有の気候を楽しむ視点を持つことで、心の余裕が生まれます。「雨が降る=楽しめない」という固定観念を捨てると、曇りガラス越しの景色や雨粒の音、湿った空気の中で体感できる自然の魅力に気づけます。バイクツーリングにおいて、雨を受け入れる心構えは、楽しむことへの第一歩です。もちろん被視認性を高めるために、蛍光色のアイテムを取り入れるなど安全への意識も忘れずにしましょう。

休憩ポイントを考えた無理のない計画

雨の日のツーリングでは、無理をせず快適なペースで走ることが重要です。休憩ポイントは多めに設定し、室内で濡れた服装を乾かせるような施設や、暖かい食事が取れるカフェなどを事前にリサーチしましょう。また、悪天候で体力が消耗しやすい日には、走行距離を短めに設定し余裕を持ったスケジュールを組むことが賢明です。これにより、雨の中でも安心してツーリングを楽しむことができます。

 

プロトセレクト1 BAGSTER バッグ ブラック/蛍光イエロー

目を引く蛍光イエローを使用したデザインで、夜間での走行でも安心です。ポケット付きで、小物の収納に困りません。様々な気候下の使用に耐えうるように設計されています。