ジェントルマンズライドに最適！ネオクラシックスタイル完全ガイド

ネオクラシックスタイルとは？

ネオクラシックバイクの基本的な特徴

ネオクラシックバイクとは、クラシックなデザインと現代の最新技術を融合させたバイクのことを指します。その特徴としては、伝統的な雰囲気を残したヴィンテージ風の外見に加えて、最新のエンジン性能や電子制御技術を備えていることが挙げられます。具体的には、トライアンフ「ボンネビル」、ヤマハ「SR」、カワサキ「メグロ・Wシリーズ」、ホンダ「GB350」のようなクラシックテイストを感じさせるスタイルとともに、高い信頼性や扱いやすさが魅力です。また、年式が新しいため、故障のリスクが少なく、走行性能や安全性が向上しています。そのため、ネオクラシックバイクは、見た目の美しさだけでなく実用性も兼ね備えたバイクとして広まりつつあります。

写真は2025年モーターサイクルショーモデル　モートーンカスタムズ　ボンネビルボバー　BLACK TOURING CUSTOM

クラシックとネオクラシックの違い

クラシックバイクとネオクラシックバイクの大きな違いは、その製造年代と技術にあります。クラシックバイクは、～1970年代頃に製造されたモデルに多く見られるもので、メタルパーツが多く使用されている車両や、シンプルな機械構造が特徴です。一方でネオクラシックバイクは現代の技術で造られたもので、クラシカルなデザインを忠実に再現しながらも、最新技術による快適性や安全性を組み込んでいます。このため、クラシックバイクは所有する喜びや復刻の醍醐味を感じる一方で、ネオクラシックバイクは実用性を求めながらクラシックの美しいデザインも楽しみたいライダーに支持されています。(写真左は現在のボンネビルT120、右は70年代のボンネビルT140V)

現代のライダーに愛される理由

ネオクラシックバイクが現代のライダーに愛されている理由は、そのオートバイらしいシンプルなデザイン性と現代的な機能性にあります。たとえば、ジェントルマンズライドなどのイベントに参加するライダーの多くがネオクラシックバイクを選ぶのは、その見た目の洗練された美しさと、街乗りやロングツーリング時の取り回しの良さが魅力だからです。また、クラシカルなスタイルに現代的な性能が加わることで、高速走行や長時間ライドにも応える快適性を持っています。さらに、ネオクラシックバイクは、さまざまなブランドが提供するカスタムパーツも豊富で、自分らしく個性を演出できる多彩な選択肢がライダーの心を惹きつけています。

その中でもモートーンカスタムズはボンネビルを中心にスタイリッシュなカスタムを展開中です。

ジェントルマンズライドとの関係性

ネオクラシックバイクは、ジェントルマンズライドとのつながりが深いスタイルです。このイベントは、クラシックスタイルバイクやカフェレーサーを中心に、エレガントでスタイリッシュなライダーたちが集まるものとして知られています。ネオクラシックバイクは、そのクラシックなデザインがイベントのテーマにマッチするだけでなく、最新技術による快適な走行性能からも好適な選択肢となります。たとえば、モートーンカスタムズが手掛けるようなカスタムバイクや、トライアンフ「ボンネビル」のようなモデルは、イベント参加者の間で高い人気を博しています。さらに、ジェットヘルメットやゴーグルといったクラシックなアクセサリーとの相性も抜群で、まさにジェントルな雰囲気を楽しむための理想的なスタイルです。モートーンカスタムズとして2025年参加予定です。

ジェントルマンズライド公式HP

おすすめのネオクラシックバイクモデル

トライアンフ「ボンネビル　T120」

トライアンフ「ボンネビル　T120」は、クラシックスタイルバイクの象徴ともいえる存在です。そのデザインは、伝統的な英国風のクラシカルな美しさを保ちながら、最新技術を取り入れ高い信頼性と快適性を実現しています。1200ccの並列ツインエンジンは、トルクが豊富で爽快なライディングを楽しむことができます。また、ジェントルマンズライドでも人気のモデルで、カスタムの楽しみも広がる一台です。クラシックスタイルとモダンな性能が見事に融合したこのバイクは、ネオクラシックスタイルを満喫したい方に最適です。

写真は2025年モーターサイクルショーモデル　モートーンカスタムズ　ボンネビルT120BLACK CUSTOM-V２

ホンダ「GB350」

ホンダが誇る「GB350」は、シンプルかつボリューム感のあるクラシックスタイルバイクです。空冷の単気筒エンジンは、スムーズで乗りやすい特性です。「GB350」は、クラシックな見た目と現代の実用性を兼ね備えたモデルで、ライダーに安心感と満足感を与える一台です。

写真は2025年モーターサイクルショーモデル　GB350 CONFORTABLE URBAN STYLE

ヤマハ「XSRシリーズ」

ヤマハが誇る「XSRシリーズ」は、ネオクラシックなデザインが特徴のバイクです。扱いやすい設計で初心者からベテランライダーまで幅広い層に好まれる性能を発揮します。そのレトロモダンなデザインは、ストリートでもひときわ目を引く存在です。スクランブラー風にカスタムするのも人気で、個性を表現する楽しさを提供してくれます。「XSRシリーズ」はスタイリッシュでありながら実用性も高い、バランスの取れたネオクラシックバイクの代表格です。

写真は2025年モーターサイクルショーモデル　XSR 125 TOURING STYLE

ベネリ「インペリアーレ400」

ベネリ インペリアーレ400は、1950年代の人気モデル「MOTOBI IMPERIALE」オマージュし見事に現代へと復活させたクラシックスタイルモデルです。シンプルなデザインながら2連メーターや前後分割されたサドルタイプのシートがクラシック感を強調しています。写真の車両はそのスタイルをよりクラシカルなものにするモートーンカスタムズのアイテムを使い、さらにクラシックスタイルを強調したモデルに仕上げました。特長的なフューエルタンクは、ビンテージ感を強調したプロト直営ショップ リグニスオリジナルペイントが施され、一台だけのクラシックカスタムバイクとしています。

写真は2025年モーターサイクルショーモデル　IMPERIALE400 x Motone Customs

ネオクラシックバイクのカスタムガイド

クラシックスタイルの取り入れ方

ネオクラシックバイクの個性をさらに際立たせるには、クラシックパーツの取り入れ方にも工夫が必要です。例えば、ジェットヘルメットやゴーグルなどのアイテムを合わせるだけで、見た目の統一感が生まれます。さらに、タンクバンドやウインカー・バックミラー等をクラシカルなものに変更することで、細部にまでこだわったスタイルが完成します。ホンダGB350やエンフィールドのようなモデルには、こうしたカスタムパーツを組み合わせることで、ジェントルマンズライドに最適な一台を作り上げることができます。

クラシックスタイルにはゴーグル&ジェットヘルメット

やはりクラシックスタイルの王道はジェットヘルメットにゴーグルスタイルがしっくりきます。(ゴーグルにもスモールジェットに最適な薄型と通常のジェットヘルメットに最適なものがありますの注意が必要です)

カスタムのすすめ | ジェットヘルメット編～

 

zealotジェットヘルメット

 

ジーロット フライボーイジェット2（写真は旧モデルのため一部異なります）

ariete wabi(ワビ)ゴーグル

ariete wabi(ワビ)ゴーグルはこちら

 

まずはミラーやウインカー等小物から

バーエンドミラー(写真)やクラシカルな小型ウインカーに変更することでシンプルでクラシックな車体が強調されます。

MOTONE CUSTOMS (モートーンカスタムズ) バーエンドミラー

MOTONE CUSTOMS (モートーンカスタムズ) ウインカー アルミビレット

シンプルな丸メーターにはやはり丸型のナビゲーション

Beeline Motoが革新的進化を遂げました。ミニマムな見た目に使いやすい機能を詰め込んだ「シンプル×スマート」のコンセプトはそのままに。世界中のライダーからのフィードバックをベースに、デザイン・機能に大幅な改良を加えたオートバイ用小型ナビが「Beeline Moto II」。

 

スタイルに合わせたシート選び

ネオクラシックバイクの魅力を最大限に引き出すためには、まずシートの選び方が重要です。例えば、クラシックスタイルバイクにカフェレーサーの雰囲気をプラスしたい場合、写真のようなシングルシートタイプ。一方で、スクランブラー風のスタイルを追求するなら、フラットなデザインがおすすめです。また、シートは快適性とデザイン両方を兼ね備えることがポイントです。プレーンなシートにステッチ加工を施したものや、ヴィンテージ風のブラウンカラーシートを選択することで、洗練された仕上がりが期待できます。

MOTONE CUSTOMS(モートーンカスタムズ)シート

 

エキゾーストやマフラーで個性を演出

エキゾーストやマフラーのカスタムは、音と見た目の両方でバイクに個性を与える重要な要素です。例えば、トライアンフのボンネビルのようなネオクラシックバイクには、スリムなメガホンタイプのマフラーや、クローム仕上げのエキゾーストがよく似合います。これらはクラシックな美意識を損なわず、エンジン音も深みのあるものに調整可能です。また、カフェレーサー風のカスタムには、大径スリップオンマフラーがスパルタンな雰囲気を強調し、特にジェントルマンズライドの際、他のバイクとの差別化を図ることができます。

また社外品に交換する際は一般公道走行可能（JMCA認定品）であることが前提になります。

 

タイヤとホイールの選び方

タイヤとホイールの選び方も、ネオクラシックバイクのスタイルを完成させる大切な要素です。例えば、トライアンフやカワサキwなどでは、スポークホイールを選ぶことでヴィンテージ感が強調されます。また、ブロックタイヤを採用すれば、スクランブラーらしいタフな印象を加えることも可能です。さらに、高性能なアルミ鍛造ホイールを装着すれば、懐古的なデザインと最新テクノロジーの絶妙なバランスを楽しめます。路面状況や目的に応じて選択肢を絞り込むとよいでしょう。

クラシックスタイルの代表的なタイヤDUNLOP (ダンロップ)  TT100GP

1960年代後半にマン島TT用に開発された伝統のTT100パターンをベースに、現代技術を惜しみなく注入したスポーツタイヤ。

バッグ類にもクラシックテイストを入れるならへプコ&ベッカー

ヨーロッパで歴史のあるツーリングキャリア&ケースメーカー。レガシーはクラシックデザインのバッグコレクション。レザーとはっ水性のあるキャンバス生地を採用しているため、テイストはクラシックながら機能性も高く、ショルダーベルト付きで日常の使い良いバッグです。各車種用キャリアが必要です。

 

ジェントルマンズライドの楽しみ方

イベント概要と意義

ジェントルマンズライドは、毎年世界中で開催されるオートバイイベントで、クラシックスタイルバイクやネオクラシックバイクに乗るライダーたちが一堂に会します。このイベントは、男性の健康問題や精神的な健康の重要性を啓発するための慈善活動の一環として行われています。エンフィールドやトライアンフのようなおしゃれなバイクが並び、ヴィンテージやカフェレーサースタイルの装いをしたライダーたちが参加することで、特別な一体感が生まれることが魅力です。

▼登録とか難しそう、どうすれば良いの？▼

服装や車両のポイント

ジェントルマンズライドに参加するには、クラシックスタイルバイクやネオクラシックバイクが特におすすめです。例えば、トライアンフ「ボンネビルT120」、ロイヤルエンフィールドをはじめ、SR、W等のクラシックスタイルバイクでの参加は特にマッチング良いです。

また、服装や装備も重要なポイントです。一例として、クラシカルなスーツ調のジャケットや蝶ネクタイをコーディネートに取り入れれば、イベントの雰囲気にぴったりです。また、ジェットヘルメットとゴーグルを組み合わせた装備は、ネオクラシックバイクやクラシックバイクに乗る際のスタイルを引き立てます。さらに、走行中の安全性も考慮しつつ、ファッション性も兼ね備えた装備を選ぶとよいでしょう。

▼ファッショナブルな装いって、どんな格好？▼

▼DGRに参加したいけど、バイクはどんな車種ならいいの？▼

ライドをさらに楽しむための準備

ジェントルマンズライドを最大限楽しむためには、事前の準備が欠かせません。まず、バイクの整備をしっかりと行い、例えばチェーンやタイヤの状態を確認することが重要です。また、カスタムを行っている場合は、安全性や法規制に適合していることを確認しましょう。さらに、ルートや集合場所の確認に加え、天候に応じた装備の選定がライドの快適性を向上させます。思い出深いライドを目指して、準備を入念に行いましょう。

まとめ：ネオクラシックでジェントルな自分を演出

自分だけのスタイルを作り上げるヒント

ネオクラシックバイクの楽しみ方のひとつには、オリジナリティあふれるスタイルをカスタムで実現するというものがあります。例えば、モートーンカスタムズのようなカスタム専門メーカーを利用したり、ハンドルやシート、エキゾーストパーツを自分好みに変更することで、バイクの個性を際立たせることができます。また、SRやトライアンフ、GB350などの人気モデルをベースに、写真のようなライセンスホルダーやバーエンドミラーを装備すれば、機能性と独自性を両立した仕様が可能です。特にネオクラシックバイクは、シンプルな趣がありながらもカスタマイズの自由度が高い点が魅力です。こうして作り上げたバイクは、乗るたびに愛着が増し、ライダー自身のスタイルの象徴ともなるでしょう。