被視認性UP!夜道を安全に走れるフォグランプカスタム識別ガイド
フォグランプとは?その重要性と基本知識
フォグランプの役割とメリット
フォグランプは、主に霧や雨、雪といった視界が悪くなる天候で使用される車輛の補助灯です。その役割は、ヘッドライトでは届きにくい路面近くを広範囲に照らし、被視認性を向上させることにあります。周囲の車両や歩行者に自車の存在を知らせることで、夜間や悪天候時の安全性が高まります。
また、フォグランプを付けることで、ツーリングやラリーイベントなどの長距離走行において快適さと安心感が向上するため、CL250のような人気のスクランブラーにカスタムパーツとして導入する方も増えています。
ヘッドライトとフォグランプの違い
ヘッドライトとフォグランプはどちらも道路を照らす目的で使用されますが、その照射範囲や向きを比較すると明確な違いがあります。ヘッドライトは遠方を狙って照射することに特化しており、対向車が眩しくないような配光が求められます。一方、フォグランプは路面に近い位置を広範囲に照らすように設計されているため、視界の悪い状況で役立つ補助的なライトです。
特にCL250のようなバイクでの使用時は、狭い道や悪路を走行する際にもフォグランプが非常に効果的で、スクランブラーの持ち味をより引き出せます。
夜間の安全性を高める明るさとは
夜間の安全性を向上させるには適切な明るさのフォグランプを選ぶことが重要です。ただ明るいだけでは周囲の被視認性を妨げる可能性があるため、適度な配光と光量が求められます。LEDタイプのフォグランプは明るさと消費電力のバランスが良く、長寿命というメリットもあるため、夜の鮮明な視界が必要なツーリングに適しています。
特にスクランブラーのカスタムとしては、スフィアライトバイク用フォグランプユニット デュアル (6000K/2800K) のような黄色・白色の切り替え可能な製品が人気です。
天候や走行環境に応じた活用法
フォグランプは、状況に応じた適切な活用が鍵となります。例えば、雨の日や霧が出た日は黄色が効果的な視界を確保できます。また、夜間の郊外や山道では白色が補助ライトとして照射面積を広げ安全性を確保した走行をサポートします。
CL250のようなスクランブラーでは、ツーリング中の視界不良が予測される環境に備えて、フォグランプを活用することで快適な走行が実現します。
スフィアライトバイク用フォグランプユニット デュアルカラー
天候によって切り替え可能な2色のランプ
スイッチで点灯する色を瞬時に照射色を切り替えて使用することができます。雨や霧などの悪天候は黄色を、晴天時は白色などライダー自身で使い分けることで、視認性や他車からの認知を高め安全性を向上させます。
※照射色の切り替えは別途リレーハーネス(品番:SLBKSH-01)が必要となります。
※照射色の切り替えはデュアルカラーのみの機能となります。
※写真のフォグランプには別売りの取り付けステーサイズ 20mm-25mmが装着されています。
製品仕様
- カラー デュアル(6000K/2800K)
- 消費電力 21W
- 動作電圧 DC12V専用
- ルーメン 2000lm
- 保証期間 お買上げ日から1年間
※値は規格値であり保証値ではありません。
取り付け方法と注意点
取り付け位置・仕様等について
保安基準では上図のような位置への取り付け基準となっています。色については明確に白または黄色(淡黄色)のいずれかであるという表記があります。左右対称に取り付け、同時に3ケ以上点灯しないこととなっています。
今回はラジエータ後ろのダウンチューブフレーム部(サイズはおおよそ25㎜)だったので、別売りのステーサイズ 20mm-25mmで取り付けました。
引用:スフィアライト
取り付け前に準備すべきもの
写真は今回取付けるフォグランプx2、ハーネス スイッチ付き、取り付けステー20Φ~25Φx2
フォグランプの取り付けを行う際には、まず必要な道具やセット内容を確認準備しましょう。基礎的な工具として、プラスドライバーやソケットレンチセット、配線用のペンチは必須です。また、配線作業をスムーズに進めるための絶縁テープやタイラップも用意しておくと良いでしょう。
配線処理と安全な取り付け手順
フォグランプを付ける際の配線処理は非常に重要です。まず、燃料タンクを少し浮かせて電源線を通すスペースを確保します。次に、必要な長さに配線を調整し、断線を防ぐための対策を講じます。配線保護チューブを使用したり、固定点に余裕を持たせたりすることで、配線の摩耗や切断を防ぎましょう。その後、配線を車体フレームに沿うようにタイラップで固定し、最終的にバッテリーやスイッチにつなげていきます。最後に、配線が確実に接続されているかを導通テスターで確認することも忘れないようにしましょう。今回スイッチはクラッチレバーホルダー部に取り付けました。
配線ユニット本体はシート下に格納しました。
プロショップに依頼する場合のポイント
自分で作業することが難しい場合や、より確実な仕上がりを求める場合は、プロショップに取り付けを依頼するのも一つの方法です。プロに依頼する際は、まずバイクショップや整備工場がフォグランプ取り付けの経験を持っているか確認しましょう。さらに、CL250など特定モデルにおける適合性について詳しく尋ねることで、適切な取り付けが可能になります。費用の目安についても事前に確認し、時間やコストと相談しながら手配することがおすすめです。
フォグランプカスタム後の調整とメンテナンス
配光調整と最適な光の向きを実現
フォグランプをカスタム後に安全な走行を確保するためには、配光調整が重要です。適切に調整されたフォグランプは、被視認性を高めるとともに、夜間や悪天候時の視界を大幅に改善します。調整の際には、フォグランプが道路表面に近い左右の範囲を照らすよう、角度や高さを調整してください。また、対向車への眩しさを防ぐために、光の向きが上向きにならないよう注意しましょう。
そして定期的な点検をすることをおすすめします。
プロトでのCL250をカスタムする専用パーツ
ホンダCL250は、軽快でスクランブラーらしいデザインが特徴的な人気モデルです。プロトでは、エフェックスローダウンキットをはじめ車種専用カスタムパーツが多数ございます。