エアクリーナーの代名詞ケーアンドエヌ

日一日と最高気温も下がり、本格的な秋冬ツーリングシーズンを迎え、走りに出かけたいと考えているライダーも多いのではないでしょうか。

さて、ツーリング準備として「快適に走る」をテーマとしたアイテムをご紹介いたします。ツーリング先でのトラブルを起こさないためにも日々の車両メンテナンスもかかせませんね。

今回はエアクリーナー(K&Nリプレイスメントエアフィルター)

K&N(ケーアンドエヌ)は、1960年代初頭、ケン・ジョンソンとノーム・マクドナルドという2人のダートトラックレーサーによって設立されました。彼らは厳しいオフロード環境に対して機能する画期的なエアフィルターを開発しました。


オイルコットンを使ったフィルターは、効率的に砂や埃を防ぐだけでなく、洗って再利用でき非常に経済的な設計。そして「K&Nハイフローエアフィルター」が誕生したのです。

ガソリンエンジンは、エアフィルターは重要

ガソリンエンジンは、燃料(ガソリン)と空気を混ぜて霧状にし、点火プラグで爆発させます。エンジン内部に適正な混合気を送るには、エアクリーナーのコンディションは重要です。定期的にフィルター交換や掃除することで、エンジンが良好な状態が保たれます。そこで今回は、エアクリーナーのフィルターをチェックします。

*作業は純正のサービスマニュアルに準じて作業しましょう。難しいと感じたらショップさんへ相談してみてください。

純正の多くは紙タイプ(写真左)のフィルターで、定期的に交換が必要です。一方でK&Nリプレイスメントエアフィルター(写真右)はコットン製なので、専用クリーナー&オイルでのメンテナンスで繰り返し使用が可能です。

専用ケミカルで洗って、繰り返し使えるエアフィルター

繰り返し使える経済性はもちろん、純正の紙製フィルターと比較し、フィルターチャージャーと呼ばれる流れ込む空気を整流する効果で、高い集塵効率・集塵容量・吸気効率を発揮し、パワーアップも望めるという優れものです。さらに4層のコットン素材は表面以外にも内部にも塵を集める為、吸気効率が低下しにくく、より長くポテンシャルを発揮し続けます。

K&Nエアフィルターのメンテナンス

1.柔らかいハケ等を使って表面に付いている泥やホコリを取り除いて下さい。

2.K&Nフィルタークリーナーを使い汚れを落とします

K&Nフィルタークリーナーをフィルターの表面に満遍なく吹きかけ約10分間そのままにしておきます。

*クリーニング時の注意事項・・・必ずK&Nフィルタークリーナーをご使用下さい。・ガソリンは絶対に使用しないで下さい・スチームでは洗わないで下さい・薬品等は使用しないで下さい・高圧洗浄機では洗わないで下さい・化学洗剤、溶剤は使わないで下さい

3.低圧の水でクリーナー液、泥、汚れを洗い流します。この際、空気の流れと逆方向に向けて水を洗い流して行います。

4.乾燥させます

5.フィルターオイルを塗ります

20分ほどそのままにしておき全体にオイルが浸透するのを待ちます。

*専用K&Nフィルターオイルを必ず使用して下さい。・ オ−トマチックトランスミッションオイルは使用しないで下さい。・ モーターオイル、ディーゼルオイルは使用しないで下さい。

K&N フィルターケアサービスKIT フィルターオイル&クリーナー

6.取り付け・・・取り付けの際は、取り付け部にしっかりと密着させて下さい。隙間があると2次空気や、泥、ホコリが侵入する場合があります。※別売のシーリンググリス(99-0704)を使うと便利です。

その他汎用タイプのカスタムフィルタータイプもあります。

K&N オイルフィルター

ハイフローエアフィルターとして絶大な信頼を得ているK&Nの高性能オイルフィルター。優れた濾過性能とオイル流量を増やす事で、フィルターによる圧力損失を軽減させ、エンジン性能を向上させます。

K&Nエアフィルター プロトブランドサイト

K&Nエアフィルター プロトオンラインストア商品サイト

まとめ

K&Nのエアフィルターはコットンにフィルターオイルを染み込ませた湿式フィルターです。専用ケミカルでのメンテナンスで繰り替えしお使いいただけます。フィルターは防塵のみならず流れ込む空気を整流する役割を持っており、エンジンに綺麗な整った空気を送り込み、コンディションの良い状態を保ち続けます。

商品の詳細についてもっと知りたい! という方は、株式会社プロト オンラインストアまでお気軽にお問い合わせください。