ボンネビルで駆け抜ける東京 — ジェントルなライダーたちの物語2025
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
ジェントルマンズライド(Distinguished Gentleman’s Ride、以下DGR)2025 TOKYO EAST RIDE
ジェントルマンズライド(Distinguished Gentleman’s Ride、以下DGR)は、2012年にオーストラリアで誕生したシグネチャーイベントの一つです。クラシックバイクやカスタムバイクを愛する多くのライダーたちが、紳士的なスーツスタイルで参加し、街中を走る姿が特徴的です。その始まりのきっかけは、テレビ番組の中でスーツ姿でクラシックバイクに跨る「粋な装い」にインスパイアされた一人のバイク愛好家が、バイクの文化をさらに広げるため、そして社会的課題を支えるためにスタートしたものだと言われています。
DGRの大きな意義として、男性の健康問題、特にメンタルヘルスや前立腺がんなどを支えるチャリティ活動があります。世界中の都市で実施されるこのイベントは、毎年のように参加者が増加しており、現在ではグローバルなムーブメントとして根づいています。ジェントルマンズライドは、バイクやファッション、社会貢献が結びついたユニークな形態で、多くのライダーたちを惹きつけています。
2025年は5月18日に開催、日本では各地で総勢 795名の方が参加しました。その中で今回はTOKYO EAST RIDE(東京都 葛西 カヌー・スラロームセンター)に参加してきました。
バイクと紳士の世界:イベントの醍醐味
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
DGRの魅力は、単なるバイク愛好会の集まりにとどまらない点にあります。それは、参加者同士が「ジェントルマンズ」という名に相応しく振る舞い、楽しい一日を共有しながら、重要な社会問題に焦点を当てて関わることです。イベントでは、クラシックバイクやカスタムバイクが主役となり、参加者たちは自慢の愛車を披露するのに加えて、個性を表現するスタイリッシュなコーディネートで会場を彩ります。
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
トライアンフモーターサイクルズジャパンがDGRの公式パートナーを務めることで注目度が更に高まり、特に「ボンネビル」シリーズはこのイベントで頻繁に見られるモデルの一つとして知られています。また、モートーンカスタムズのようなカスタムメーカーが手掛けた一台一台のバイクには、デザインと職人技術が融合した魅力があります。こうした車両を見るだけでも、イベントの醍醐味を存分に味わえるでしょう。
東京の街並みを舞台にした特別なライド体験
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
東京都内で行われるジェントルマンズライドには、国内外から多くのライダーが集まります。クラシックなバイクが街を走行する様子は、現代の都市景観とクラシカルなバイクの美しさが融合して、独特の風景を作り出します。都市という景観の中だからこそ、そのコントラストによる特別感が一層際立つのです。
また、ライダーたちは該当するライドの日に合わせ、スーツやドレスアップなどのユニークなファッションに身を包み、観客や通行人の注目を集めます。この光景は、東京を単なる移動空間から、コミュニティのつながりや文化交流の場へと変えてくれるイベントの力を感じさせます。モートーンカスタムズがカスタムしたボンネビルモデルで東京の街並みを疾走する体験は、参加者にとって紛れもない特別な思い出を作るでしょう。
モートーンカスタムズも応援参加
参加の歓びが表情にあふれている弊社モートーンカスタムズ商品担当 AKIRA
当日は2025モーターサイクルショーカスタムモデル ボンネビル ボバーをはじめ、人気の真鍮アイテムを中心に展示を行いました。すでにモートーンカスタムズを装着されているユーザーの方々とも楽しい時間を過ごさせていただきました。モートーンカスタムズはDGRの活動を応援しています。
その他にもミツバサンコーワ様、シュアラスター様、INSTAX等のブース出展がありました。
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
イギリスの代表的な食べ物フィッシュ&チップスをはじめとするキッチンカーも出展
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
トライアンフ・ボンネビルの象徴的なデザインと性能
トライアンフ・ボンネビルは、クラシックなオートバイデザインの代名詞であり、その洗練された美しさと高い性能で世界中のライダーから愛されています。このモデルは、タイムレスな外観と現代的な機能を絶妙に融合させた設計が最大の特徴です。特に、その象徴的なティアドロップ型タンクやメッキ仕上げのパーツは、ライダーたちの心を惹きつけています。
性能面では、トライアンフモーターサイクルズジャパンが提供する最新の技術が詰め込まれており、ツインエンジンの滑らかなフィーリングと力強いトルクが、快適かつパワフルなライディング体験を実現します。この絶妙なバランスがボンネビルを選ぶ理由と言えるでしょう。
モートーンカスタムズによる個性の追求
モートーンカスタムズは、ボンネビルをさらに特別な一台へと昇華させる存在として注目を集めています。そのカスタムパーツは品質の高さとデザイン性が魅力で、ライダーたちの個性を最大限に引き出します。外装カバー類、ミラー、ステップペグなど、細部に至るまでこだわり抜かれた製品が多数提供されています。
特にジェントルマンズ・ライドの参加者にとって、自分だけの「唯一無二のカスタム」を作り上げるプロセスはイベントの楽しみの一つです。モートーンカスタムズのパーツを用いることで、クラシックな美学を損なうことなく独自のカスタマイズを追求することが可能です。
東京を駆け抜ける—ライダーたちのストーリー
ジェントルライダーたちのプロフィール
ジェントルマンズライド(DGR)に参加するライダーたちは、単なるバイク好きにとどまりません。彼らは、洗練されたファッションセンスと紳士らしい振る舞いで、イベントそのものを個性豊かに彩る存在です。それぞれが多様なバックグラウンドを持ち、都会の街並みをプラットフォームに、バイクと紳士文化を楽しむライフスタイルを広めています。中には、ビンテージバイクを愛する愛好者や、モートーンカスタムズでカスタマイズされたトライアンフ・ボンネビルを駆る熱烈なファンもいます。
イベントが繋ぐライダー同士の絆
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
ジェントルマンズライドには、同じ志を持った仲間との出会いがあります。このイベントを通じて、年齢や職業、国籍を超えた絆が深まり、やがて大きなコミュニティが形成されるのです。特に、トライアンフモーターサイクルズを愛用するライダーたちは、共通の興味を持つことで密接な関係を築いています。また、モートーンカスタムズによるバイクカスタマイズについて語り合ったり、次のライドの計画を立てたりと、楽しみ方は無限大です。ライダーたちはその交流を重ねる中で、ただ一緒に走るだけでなく、生涯の友人を見つけることもあるのです。
まとめ
画像提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン
ジェントルマンズライドが広がる中で重要となるのが、次世代への文化の継承です。日本国内では、トライアンフモーターサイクルズジャパンが中心となり、このような文化の普及に尽力しています。その象徴的なモデルであるボンネビルシリーズは、現代の若いライダーたちにも多大な影響を与えています。さらに、モートーンカスタムズによるカスタマイズが加わることで、クラシックでありながら新しい魅力を持つバイクとして、生き生きとした文化の象徴に昇華しています。
次世代に継承するためには、その魅力や価値を伝えていくことが重要です。例えばSNSやプロトツーリング部のようなYouTubeチャンネルを通じて、若い世代にも広く情報発信が行われています。従来のバイクの価値観を超えたジェントルライダー独自のスタイルや哲学を、共有することが目指されています。