ヨシムラが魅せる!KATANAカスタム!
2024年も終わり間際のこと神奈川県にて。
ヨシムラジャパン様の創業70周年、
そしてFIM世界耐久ロードレース選手権シリーズチャンピオン獲得祝勝会に
わたくしことY’(ワイダッシュ)が参列させていただきました。
いやー、まことにおめでとうございます!
なんといいますか、一人のバイク乗りとして非常に喜ばしいですよね。
日本人として嬉しいというか、問屋プロトとしてもこのようなメーカー様と
繋がりがあることが誇らしいですし、メーカープロト的な側面でいけば
羨ましいような、まあとにかく喜ばしいことです!
わたくしY’、じつはヨシムラさんのパーツは個人的に結構好きで、
手掛けたプロトのブレンボデモ車KATANAに
スクリーンとか
スライダーとか装着しております。
めっちゃカッコ良くて見るたびにニヤけます(´ω`*)
言ってもプロト=問屋のデモ車なのでいろんなメーカーを組み合わせる
ことも目的としております。
しかし、この機会にもっとヨシムラさんのパーツを紹介したいと一方的に考え始め、
ヨシムラさんに行ってヨシムラKATANAの取材をしてきました。
9月にスズキ二輪様主催で開かれたKATANAミーティングでお見かけしてから
めっちゃ気になってたんですよね。
ちなみにご紹介する車体のベースは「2BL」型式なので2021年モデルまでが対象です。
2022年以降の「型式8BL」と共通のもの、不可のものがあります。ご注意くださいね。
まずはスクリーンからご紹介。「ウインドアーマー」
これは全年式共通です。
これね、プロトのデモ車にも装着したのでよく分かってるつもりですが、
コダワリがハンパないです。ノーマルもショートバイザー付いてるんですが
それと換装・・・ではなくて、本来の位置にステーを装着して
GSX1100Sカタナを彷彿とさせる形状のスクリーンを新たに付けます。
結果として、小振りかつスッキリとしたカタナらしいフォルムが完成します。
漫画キリンの第一部でチョースケがGSX1100Sに乗った際、
「こんなスクリーンあってもなくても一緒じゃねーか!」
と発言しますが、いい塩梅で防風効果が最低限に抑えられてる感じは
乗っててニヤニヤしてしまいます。
そして、レーシングスライダーKIT「PRO SHIELD」。これもKATANA全年式対応ですね。
空力効果はもちろん、スリップ時の滑り加減など、有事の際でも再走行可能を目的として設計されているようです。
これもプロトブレンボデモ車に使用しておりますが、
スライダーそのものがカッコいい。サブフレームのようにフレーム間を跨ぐ構造も
個人的にはお気に入り。赤の差し色がブレンボとも合う!
そしてエンジンケースガードKIT「PRO SHIELD」。これもKATANA全年式対応です。
アルミの削り出しカバーがエンジンを保護します。
樹脂スライダーのみのリペアも購入可能。運次第ですがコスパ良く補修できるかも?
お次はステップKIT X-TREAD。これも全年式対応です。
実際のレーシングマシンからフィードバックを得ているようで、
足を置いた時の吸い付くようなフィット感、剛性感等これも並々ならぬコダワリ。
バックステップは足の操作位置変更はもちろんですが、滑り難くなることで
踏ん張りが効いたり、さらには車体との一体感が増す結構重要なカスタム
だったりします。あとカッコ良さももちろん大事。
定番のフェンダーレスKITも全年式適合。フェンダーレス兼ナンバー移設のキットです。
車検対応のナンバー角度やカッコ良く見える位置、後輪からの泥跳ね具合など
ヨシムラさんの最適解が追及されています。
ちなみに、ノーマルのフェンダーはごっそり外します。
バネ下の軽量化にも繋がるので車体が少し軽く感じられますよ。
ハンドルキットもご紹介。セパレート風?と言いますか。
ノーマルのハンドルポストにプレートブラケットをボルトオン固定し、
スポーティーな位置に換装するキットですが、、、現在終売中。
低く構えるこの感じ。まさしくGSX1100Sカタナに寄せてくる感じですよね。
そのままだとカウルやタンクとの兼ね合いが上手くいかないので
専用の別売タンクカバー、アッパーカウルに変更が必要です。
変えた感が、いい意味で出ていないのでKATANAの造形を崩さないのがニクい。
これ現行8BL用出たら是非プロトのKATANAにも付けたいですね。市販化熱望!
最後はカスタムの花形、マフラーをご紹介。機械曲 チタンサイクロン Duplex Shooter。
現状では2BL(21年)までの適合となります。この形状ね。。。反則的にカッコいいんですよ。
GSX1100Sカタナのカスタムでは大人気だった形状を、再来させつつ
この跳ね上がり方でイマドキに仕上げてくる。反則やろ(素)。
知ってる人が見たら懐かしく、知らない世代が見たら斬新に感じる、
そもそもKATANAってそういうオートバイかもしれないですね。
というわけでヨシムラさんのKATANAをご紹介しました。
スズキに対して、そしてKATANA(& カタナ)に対して愛と拘りに溢れたパーツ展開でした。
KATANA大好きな担当Y’としては唸ってばかりです。
2025年新色も発表され沸々と湧いているKATANA界隈、
是非8BL対応のパーツもお願いしたいです。
今回、取材ご協力いただいたヨシムラジャパン様、
本当にありがとうございました。