【ラムマウントあれこれ|その①】スマホだけじゃない!汎用タブレットホルダー3アイテム比較
夏を堪能する間もなく、いつの間にか秋になってしまいました。ライダーにとってはいい季節ですが、センチメンタルな気分になるので僕はあんまり好きじゃありません。深夜に海を見に行く弾丸ツーリングが好き、ザンドナマンです。
さて、今回はバイクにはさっぱり関係のないラムマウントの紹介です。
自由に角度調整が可能で取り付け場所を選ばず設置ができるラムマウントのスマホホルダー。ナビゲーションにカメラにと、バイクツーリングにピッタリなガジェットですが、実はラムマウント、アメリカ本国HPを見に行くと、、、
スマホホルダー以外にも色々あります(というよりスマホホルダーはラインナップの極々一部でしかありません)。
折角色々なパーツあるのにバイク用のパーツばっかりじゃ飽きるな~~ということで、【ラムマウントあれこれシリーズ】勝手にやっていきます。
今回はその第1弾ということで、タブレットホルダーのご紹介です。
今回使うアイテム
Xグリップシリーズ
TAB-TITEシリーズ
Hand-Standシリーズ
こんな使い方がオススメ
まとめ
今回使うアイテム
今回使っていくタブレットはツーリング部アキラの「iPad(第8世代)」
2020年発売のモデルでディスプレイサイズは10.2インチ、本体のサイズは高さ250.6 x 幅174.1 x 暑さ7.5mm。
ホルダーに取り付けるにあたって干渉が気になる主なインターフェースは、
本体前面:フロントカメラ、ホームボタン
本体背面:リアカメラ
本体側面:電源ボタン(上)、イヤホンジャック(上)、音量ボタン(右)、Lightning端子(下)
この辺りでしょうか。iPad 第7世代、第9世代と外寸上のスペックは同じなのでこの世代のiPadを使っている方は是非ご参考下さい。
今回このiPadを取り付けるのは、
● Xグリップ(XL) タブレットホルダー
● タブタイト(iPad1-4世代用)
● ハンドスタンド(9-13インチタブレット用) マグネットストラップ付
の3アイテム!では早速タブレットホルダーに取り付けていきます。
X-Gripシリーズ
言わずとしれたXグリップスマホホルダーのタブレットサイズバージョン。ホルダー背面側から出ている2本のアーム部分を操作することでタブレットを固定します。スマホホルダー同様シンプルながら確かな保持力で、これだけでもしっかりとホールドすることができますが、ホルダー両側に付属のサポートバーを取り付けることでより安定してデバイスを固定することもできます(今回は取り付けていません…)。
こんな感じで取り付けます。背面のアームを指で引くとホルダー四隅のアームが連動して開くので、そこへタブレットを挟んで固定します。サイドボタンを押さない良い位置にうまく調整して取り付ける必要があります。
縦画面でも横画面でもいい感じです。四隅のラバーキャップがしっかりとタブレットをホールドするので、ずり落ちたりして外れることはありません。カバーなどを着けていて厚みがある状態でも、付属のサポートバーを使用することで確実に固定することが可能です。
さてインターフェースの干渉ですが、
ホームボタン、Lightning端子 ・・・ OK
電源ボタン ・・・OK
イヤホンジャック ・・・ OK
音量ボタン ・・・ ギリギリOK!
取り付けて使っているシーンがこんな感じ。
Xグリップシリーズの特長としては、
・一般的なタブレットであればケースの有無を問わず取り付け可能な汎用性の高さ
・ホームボタンなど各インターフェースへの干渉が少なく、アクセスしやすい
・ホルダー本体が重く、比較的高価
TAB-TITEシリーズ
スプリングの力で可動する上下のカップでタブレットを挟み込むシンプルな構造のホルダー。本体は強度の高い複合材でできており、タブレットの機種に合わせて選べる複数サイズがラインナップされています。今回は「タブタイト(iPad1-4世代用)」を用意しましたが、なんかiPad第8世代でも一応使えちゃいました。
タブレットを挟み込むカップ部分にはスリットが設けられているので、充電ケーブルやイヤホン等の有線接続も基本大丈夫。
取付はこんな感じ。装着するタブレットで上側のカップを押し上げるようにして固定します。慣れれば片手でできて簡単です。
縦でも横でも使えます。タブレットとホルダーのサイズがかけ離れていて上手く装着ができていないと、振動や衝撃で落下する可能性があるのでタブレットに合ったサイズを選ぶ必要があります。
インターフェースへの干渉は、
ホームボタン、音量ボタン ・・・ OK
Lightning端子 ・・・ ギリギリOK! と思いきや実際にケーブルを挿そうとするとケーブル側の根本がちょっと干渉して挿さらない~。これはNGです。ケーブルによっては大丈夫かもしれません。
イヤホンジャック、電源ボタン ・・・ OK
リアカメラもOK。Lightning端子以外はほとんど干渉なくアクセスできます。
取り付けたイメージがこんな感じ。
タブタイトシリーズの特長としては、
・サイドボタンへの干渉が少ない
・タブレットのサイズに合わせてサイズが選べる
・機種によってはタブレット上下のスリットと端子の位置が合わず有線接続ができない場合がある
Hand-Standシリーズ
Xグリップシリーズやタブタイトシリーズとは違い、単体でハンドスタンドとして使うタブレットホルダー。お馴染みのテザーバンドでタブレットを固定し、デスクワークや倉庫、店舗作業に便利に使うことができます。マグネット式タイプは金属面へ簡単に取り付けることもでき、様々なシーンで活躍します。他のラムマウントパーツと組み合わせて使う仕様のものではないので拡張性はありませんが、ハンドストラップとして、スタンドとして、ホルダーとしてと、3役をこなす多機能なアイテムです。
取り付けるとこんな感じ。テザーバンドをタブレットの四隅に引っ掛けて固定します。ボタンやらなんやら押してしまわないように気を付けて取り廻さないといけません。
(横画面にしてませんが勿論横でも使えます!)
スタンドの角度調整は工具不要。かなり立ち上がった状態から寝かした状態までフリーハンドで簡単に7段階の角度で調整できます。
ホームボタン ・・・ OK
音量ボタン、Lightning端子 ・・・ ギリギリOK! でも取り付け方は工夫しないと干渉しちゃいます…
電源ボタン、イヤホンジャック ・・・ OK
付け方によって音量ボタンとLightning端子がギリギリ干渉するかしないかという際どいライン!でも全然使えます。ケースなんかを付けてるとまた変わってきそうです。他のインターフェースは問題なし。
プロト社員に使ってもらいました。ツーリング部ヒデキが担当ブランドのヘプコ&ベッカーの検品をしています。
マグネット付きタイプの場合、背面の緑色の部分に埋め込まれたマグネットで金属面へ取り付けが可能です。
ハンドスタンドの特長としては、
・単体でハンドストラップ、スタンド、ホルダーの3通りの使い方ができる
・テザーバンドで取り付けるのでほとんどのタブレットに取り付けが可能
・他のパーツと組み合わせることはできず拡張性が低い
こんな使い方がオススメ
さてタブレットホルダー3種類見てきましたが、それぞれどういった人、用途向けなのか特長を踏まえてまとめていきます。
ざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。
Xグリップはタブレットホルダーとしては高価なモデルになりますが、その汎用性と耐久性の高さは折り紙付きで、ラムマウントを代表する「Xグリップ」シリーズというだけあって使い勝手・信頼性共に高いものがあります。
様々なパーツと組み合わせることでどこにでも取り付けることが可能です。
お手持ちのタブレットを車載したり、現場作業なんかで使うプロユースの方にオススメですね。
タブタイトはXグリップと比較すると安価なシリーズで、片手でもタブレット装着が可能なシンプルな構造ながら耐久性をしっかりと確保した手の出しやすいタブレットホルダーシリーズです。タブレットの機種やサイズなどに合わせて選べる複数サイズがラインナップされていて、Xグリップ同様他のパーツと組み合わせることで場所を問わず設置することができます。
厚みのある業務用大型タブレットでも取り付け可能なサイズもあり、取り外しが簡単なので取り付けるタブレットが決まっている方や頻繁に取り外しをする方にオススメです。
ハンドスタンドは最近発売されたばかりの新商品!お馴染みのテザーバンドを使ってタブレットに取り付けるアイテムで、
①7段階で角度調整が可能なスタンド機能
②伸縮性があり調整が可能なバンドで持ち運びを容易にするハンドストラップ機能
③ストラップバンド内に埋め込まれたマグネットで金属面へ固定可能なホルダー機能
の三機能を備えています。本体には画面の向きを縦画面/横画面を簡単に切り替えることができるローテーション機構付きで、接客や商談中に相手方へ画面を向けるのも簡単にできます。
タブレットを手に持って作業をすることが多い方や、テーブルなど安定した場所で作業をすることが多い方にオススメです。
まとめ
スマホホルダーだけじゃないラムマウントということで、今回はタブレットホルダーをご紹介しました。今回紹介したホルダー以外にも、機種専用設計のクレイドルホルダーも実はありますがこれはまた後程…。
色々写真を見てると想像力が掻き立てられていいですね~。
また倉庫で珍しいラムマウントを発掘したら記事で書いていきますのでお楽しみに!