名古屋モーターサイクルショー2025!×名城大学の学生フォーミュラが魅せる未来

名古屋モーターサイクルショー2025の概要

名古屋モーターサイクルショーの特徴

名古屋モーターサイクルショーは今年で4回目を迎え、モーターサイクル愛好家やモビリティに関心を持つ方々にとって欠かせないイベントとなっています。その特徴の一つとして挙げられるのが、国内外の主要バイクブランドによる最新モデルの展示・試乗等です。

画像はAGRI事業用品の説明のため、イセキトラクターを展示

さらに、事業紹介としてクルマ・トラクター等のさまざまな展示が行えることです。そしてプロトではブレーキホースで応援している学生フォーミュラチームから名城大学フォーミュラプロジェクトの展示を行いました。“ものづくり”をはじめとした若い技術者の挑戦も注目されています。

プロトが手掛けるスウェッジラインのブレーキホースやブレンボの展示や、カスタム車等さまざまなモビリティライフの提案が紹介される点も、このイベントの魅力の一部です。

学生フォーミュラとは?

学生フォーミュラの概要と歴史

学生フォーミュラとは、学生チームが自主的にフォーミュラカーを設計・製造し、その技術や性能、企画力を競う大会のことです。この大会は、次世代のエンジニア育成を目的として2003年から日本でも開催されています。「ものづくり」の現場を体験できる貴重な場であり、大学や専門学校などから多くの学生が参加します。

日本だけでなく、世界各国で同様の大会が開催されており、日本で行われる「学生フォーミュラ日本大会」は、ヨーロッパや北米の大会と並ぶほど規模が大きく、多くの参加者を集めています。名城大学も2003年から参加し、プロトで一番最初にブレーキホースを製作したのも名城大学チームでした。2024年大会から同じ愛知スカイエキスポで大会が行われ、弊社の地元ということもありとくに力を入れています。

未来を切り拓く学生達の熱意

画像は大村愛知県知事に車両説明する名城大学レーシングチームスタッフ

学生フォーミュラに参加する学生たちは、技術力向上という目標のもと、エンジニアリングやデザインの技能を高めるだけではなく、チーム運営やプロジェクト管理など幅広い分野に挑戦しています。

特に名城大学の学生は、名古屋モーターサイクルショー2025にフォーミュラカーを展示し、日頃の努力の成果を多くの来場者に披露します。スウェッジラインなどの技術的要素も活用し、徹底的に作り込まれたブレーキホースや軽量化のための工夫が高評価を得るポイントとなっています。これらのパーツは競技場での性能向上だけでなく、実際のものづくり産業での応用へもつながる可能性を秘めています。

世界的な規模での学生フォーミュラの動き

世界の学生フォーミュラ大会は日本だけに留まらず、アメリカの「Formula SAE」やヨーロッパの「Formula Student」など、国際的な規模で展開されています。これらの大会ではICV(ガソリンエンジン)クラスやEV(電気自動車)クラスが設けられ、それぞれの技術カテゴリーで競技が行われます。

日本の学生フォーミュラ大会もこうしたグローバルな流れの中で進化しており、名城大学のプロジェクトは国際基準に沿ったクオリティを実現することを目指しています。さらに、プロトの支援を受けたスウェッジラインのような高性能な部品の導入により、大会での評価を高めるだけでなく、学生が実際の企業と連携して学ぶ機会を得ています。

こうした取り組みは、名古屋の地域社会や名古屋モーターサイクルショーの来場者にも新たな可能性と感動を提供するものとなるでしょう。

名城大学フォーミュラプロジェクトの挑戦

名城大学が取り組む革新的技術

名城大学フォーミュラプロジェクトでは、次世代のモビリティ社会を見据えた革新的な技術開発に取り組んでいます。このプロジェクトは、学生フォーミュラ日本大会への参加を通じて「ものづくり力」を磨くことを目的とし、2001年に発足しました。現在、1年生から4年生までの29名がプロジェクトを支えています。

画像はブレーキホースの採寸の仕方をアドバイスする弊社 開発スタッフ

チーム内では、ブレーキやサスペンションといった部品の最適化も進められており、例えばスウェッジライン製のブレーキホースを使用することで高い耐久性と制動力の向上を実現しています。

開発車両の特徴と工夫

名城大学が開発するフォーミュラカーは、学生の創造性と技術力の結晶です。その大きな特徴として、ダウンフォース向上のためのエアロダイナミクス設計が挙げられます。空力の効率を最大化するため、複雑な形状を持つパーツを3Dプリンターで製作するなど最新技術を取り入れています。

さらに、車両のトータル重量を低減するために、軽量なカーボン素材やプロトのパーツを採用しています。これにより、加速性能とハンドリングを大幅に改善することができました。また、燃料効率を向上させるため独自のエンジンマネジメントシステムを搭載しており、環境に配慮した設計も特徴の一つです。このように細部までこだわった車両は、名古屋モーターサイクルショー2025の展示においても高い注目を集めるでしょう。

画像2024年イメージイラスト

プロジェクトが目指す未来

名城大学フォーミュラプロジェクトが目指す未来は、学生フォーミュラを通じて次世代の技術者を育成し、持続可能なモビリティ社会を実現することです。プロジェクトの活動を通じて得られた知識や経験は、学生たちにとって視野を広げ、自信を養う重要な機会となっています。

将来的には、競技車両の開発における革新技術を自動車業界全体に還元することを目標としています。さらに、地域社会やイベントとの連携を深め、名古屋を拠点とする学生フォーミュラの活動を広く発信する計画も掲げています。この動きは、名古屋モーターサイクルショーなどを通じて、多くの人々に夢や技術の素晴らしさを伝える貴重な機会となるでしょう。

名城大学レーシングチームHPはこちら

モーターサイクルショーで描くモビリティの未来

学生フォーミュラが示す新たな可能性

名古屋モーターサイクルショー2025では、名城大学をはじめとする学生フォーミュラチームの展示が注目されています。これらの展示は、若いエンジニアたちが未来のモビリティ社会にどのような可能性を示すかを体感できる貴重な場となっています。特に名城大学フォーミュラプロジェクトが開発した車両は、高性能な技術や独自の工夫が詰め込まれています。例えば、制御システムの高度化や軽量化を図ったシャーシデザインは、学生たちの技術力の高さを如実に物語っています。

また、学生フォーミュラは単なる「車づくり」ではなく、エンジニアの育成にもつながる「人づくり」でもあります。名古屋モーターサイクルショーでの展示は、モビリティ全体の舞台裏を知る上でも貴重な機会となるでしょう。

地域社会との連携とイベントの意義

名古屋モーターサイクルショーが学生フォーミュラの展示を行うことにも、大きな地域的意義があります。名古屋を基盤とする名城大学が地域企業や団体と連携し、開発を進める様子は、産学連携がもたらす可能性を示しています。例えば、プロトのような地元企業との共同研究は、技術進化だけでなく地域経済の発展にも寄与しています。

こうしたイベントは、地域と学生、さらには産業界を結びつけるハブの役割を果たします。若い学生たちが情熱をもって車両開発に取り組む姿は、来場者だけでなく、地域社会全体にも良い影響を及ぼします。また、名古屋モーターサイクルショーでは、新しい知識への息吹が来場者に広がると同時に、地域や社会での新しいつながりが生まれる機会になるのです。

https://www.jsae.or.jp/formula/sponsor/

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