冬は日が暮れるのが早い!ライトの明るさをアップすることで安心

まず自分を認識してもらうことが重要

秋から冬にかけて暗くなる時間が早まり、日照時間も短くなります。この時期の夕暮れ時は年間でも事故率が高いという統計もあります。

ラリーカーも夜は明るいライトを点灯してます

街灯のない暗い山道を走るラリーのナイトステージでは、道をしっかり照らす明るいライトが必要になります。先日行われたラリージャパンでも、夜間走行用に大型ライトを装着してました。


写真はラリージャパン2022 ACCRセントラルラリー車両

そんなこともあってか、クルマは2020年4月からの新型車についてはオートライトが義務化されました。このオートライトは周りが1000ルクス未満になると点灯する設定で、JAFのテストによると1000ルクスは、おおよそ信号やクルマのブレーキランプなどの点灯が目立ち始めるときの明るさのようです。

近年普及しつつあるデイライト(DRL)

ということは歩行者にとっても、バイクやクルマに気づきにくい時間帯であるともいえます。1000ルクスは、まさに暗くなり見えにくくなるタイミングで、ひとつの基準といえるでしょう。

自分が見るためだけではなく、認識してもらうためのライト

ヘッドライトをつけることは、ほかのクルマや歩行者などに自分の存在を知らせる効果もあります。これだけでも安全性は高くなります。(オートバイは1998年製造モデル以降より常時点灯義務化)


要するに、接触事故を考えると相手からも認識してもらえるようにすることも重要です。そこでヘッドライトを明るくしたり、フォグランプ等を追加して前方だけでなく少し広い範囲を照らすという方法もあります。

コントラストという考え方

認識してもらうには(被視認性)は、背景との対比(コントラスト)によりはっきりとします。明るい色や蛍光色の服装の着用することでも、周囲環境や相手からいち早く認識してもらえるようになる。(夜間なら反射材を活用することが効果的です)

ヨーロッパではEN ISO20471(旧 EN471)という高視認性衣類基準があります。ヨーロッパの工業品規格の1つです。この高視認性衣類の目的は、潜在的に危険な環境で働く人達の存在を目視で判断するためです。反射材や蛍光色などを使用して着用者の危険を回避させることです。

ヘッドライトバルブを明るく

先日 スフィアライト ライジング3に交換するだけでハロゲンより4倍明るいことをお伝えしました。


スフィアライト ライジング3の記事はこちら

フォグランプを追加することで、さらに照射範囲を左右に広げます。本来自分が見えるようにする為のライトですが、照射角度を広げることで結果的に被視認性も向上します。

シリウス フォグランプキット

消費電力が少なく、バッテリーへの負担が少ないLEDフォグランプ

取付けはφ39(25〜39mm)/φ54(39〜54mm)2種類のクランプをエンジンガード等に取付けます。

φ70ハイパワーLEDフォグランプ・明るさ5500カンデラ(車検基準値クリア)

消費電力8ワット(フォグランプ1灯あたり)・通常のハロゲンタイプのフォグランプに比べて消費電力は1/4程度でバッテリーにも優しいです。

ECE(欧州国際技術基準)の規定に基づくレンズカット形状・ヘッドライトの光が届かない範囲を照らし、回り込んだタイトなコーナーでも見やすい配光。

まとめ

ライトは夜間走行の安全を確保するために必要不可欠なパーツです。視認性はもちろん被視認性も高くなり、安全で快適な走行が可能です。

暗い時間が長い秋冬は、明るいライトはもちろん、明るい服装を着用したり、反射材を活用し、周囲に自分の存在を知らせることが重要です。

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